■重大度レベル
重大度レベル | 意味 |
10以下 | 情報メッセージです。これらは、ユーザーが入力した情報の誤りが原因の問題を示します。 |
10 | 状態情報 入力情報の間違いによる問題を識別する情報メッセージです |
11〜16 | ユーザーが訂正できるエラーを示します。 |
17 | リソース不足 これらのメッセージは、そのステートメントにより SQL Server がリソース (ロックまたはデータベース用ディスク領域) を使い果たしたか、 システム管理者が設定したなんらかの制限を超えたことを示します。 ユーザーのセッションは中断されません。 |
18 | 重大でない内部エラー検出 これらのメッセージは、ソフトウェアのある種の内部問題を示しますが、ステートメントは完了し、SQL Server への接続は維持されます。 たとえば、クエリの最適化を行っている間に、SQL Server クエリ プロセッサが内部エラーを検出すると、重大度レベル 18 のメッセージが発生します。 重大度レベル 18 のメッセージが発生した場合には、必ずシステム管理者に通知する必要があります。 ユーザーのセッションは中断されません。 |
19 | リソースの SQL Server エラー これらのメッセージは、設定できない内部制限を超えたことを示し、現在のバッチ プロセスは終了させられます。 重大度レベル 19 のエラーの発生はまれですが、発生した場合はシステム管理者またはご購入先で修正する必要があります。 重大度レベル 19 のメッセージが発生した場合には、必ずシステム管理者に通知する必要があります。 |
20 | 現在のプロセスで SQL Server
の重大なエラー これらのメッセージは、ステートメントに問題が発生したことを示します。 問題は現在のプロセスだけに影響するので、データベース自体が損傷している可能性はありません。 |
21 | データベース (dbid) プロセスで SQL Server
の重大なエラー これらのメッセージは、現在のデータベース内のすべてのプロセスに影響する問題が発生したことを示します。 ただし、データベース自体が損傷している可能性はほとんどありません。 |
22 | SQL Server の重大なエラー:
テーブルの整合性 これらのメッセージは、メッセージに示されたテーブルまたはインデックスが、ソフトウェアまたはハードウェアの問題によって損傷していることを示します。 重大度レベル 22 のエラーはまれにしか発生しませんが、発生した場合には、CHECKDB を実行し、データベース内のほかのオブジェクトも損傷していないか調べます。 問題がキャッシュ内だけで発生し、ディスク自体には問題がないこともあります。 その場合、SQL Server を再起動することで解決できます。作業を続行する場合は、SQL Server に再接続する必要があります。問題の修復には DBCC を使用します。データベースの復元が必要な場合もあります。 再起動によっても解決しない場合は、ディスクに問題があります。 エラー メッセージで示されているオブジェクトを破棄することで、問題が解決する場合があります。 たとえば、非クラスタ化インデックス内で長さ 0 の行が見つかったことをメッセージが示している場合、インデックスをいったん削除し、再構築します。 |
23 | SQL Server の重大なエラー:
データベースの整合性 これらのメッセージは、ソフトウェアまたはハードウェアの問題によって、データベース全体の整合性に疑いがあることを示します。 重大度レベル 23 はまれにしか発生しませんが、発生した場合には、CHECKDB を実行し、損傷の範囲を調べます。 問題がキャッシュ内だけで発生し、ディスク自体には問題がないこともあります。 その場合、SQL Server を再起動することで解決できます。 作業を続行する場合は、SQL Server に再接続する必要があります。 問題の修復には DBCC を使用します。データベースの復元が必要な場合もあります。 |
24 | ハードウェア
エラー これらのメッセージは、ある種のメディアに障害があることを示します。 システム管理者がデータベースを再読み込みする必要がある場合もあります。 また、ハードウェア ベンダに相談する必要がある場合もあります。 |